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兄のお仕事

兄のお仕事首里城。

一昨年くらいから、壁などの漆が剥げているので補修が行われています。

実はわたしの兄は漆芸家ですのでその補修に携わっています。

先日行ったときにあれあれびっくり!まだまだ塗りなおさないといけないところが随分あるなぁと思いました。

どのくらいの人が携わっているのかわかりませんが、範囲が大きいのと、丁寧な仕事ゆえまだまだ時間はかかりそうな雰囲気でした。

兄はこれまでに幾度か大きな賞を頂いてきました。

妹のわたしは兄弟の中でもっとも不器用で、雑な仕事をする人でしたが、兄は何でもコツコツ丁寧にするタイプの人でした。

この仕事に就いたのは彼の天職でしょう。

最初は琉球漆器から、その後もっと勉強したいと、石川県輪島市の漆芸学校に学び、その後たぶんニコニコ汗10年くらい??独立してやっていたと思います。(わたしも内地に行ったり来たりで実はあまりよくわかりません汗

実力をつけ沖縄に帰ってきました。沖縄でもできる仕事ですから。。

今日は彼の作品と仕事をちょっと紹介しますね。おすまし


兄のお仕事蒔絵重ね箱「銀の波」
これは日本伝統漆芸展で日本工芸会賞をとったときのもので、今ではうちの家宝です。

兄は一つくらい家に残そうとおいてくれているものですが、この重箱を使う日はくるのでしょうか??



兄のお仕事あと首里城正殿2階の御差床の扁額の復元にも参加しています。(えいそえいぜん、海の向こうの琉球を永く幸いに治めよ)他1つ。中塗りを担当したと言います。

歴史的なお仕事をしている兄に妹ながら尊敬しますね。おすまし

あと、その扁額に関して面白い記事をみつけました。

http://okinawa-rekishi.cocolog-nifty.com/tora/2007/04/post_6b10.html


漆芸の道は奥が深い。展示会で彼の言葉を読みましたが、まるで詩人のようでした。


                  ・・・・ヒミツ同じ兄弟とは思えん。。。ブツブツガ-ン 


    



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Posted by ウイング at 2009年01月08日   18:00
Comments( 10 ) 人物
この記事へのコメント
こんばんは(゚▽゚)/

てるちゃん〜☆
年賀状ありがとうございます〜

自慢のお兄さんがいらっしゃるんですね
私の義妹も漆器の仕事をしてますよp(^^)q

てるちゃんも髪の芸術の仕事ですよねφ(.. )

手に技術を持っている人…尊敬します

冬の手荒れ お気をつけて〜
Posted by ジャッキー at 2009年01月08日 23:13
こんにちは
素晴らしいお仕事
今度首里城に出かけた時には
ゆっくりと見学させて頂きます。

感動ですね。日本の伝統を伝える
お仕事素晴らしい~
Posted by 宝です。 at 2009年01月09日 00:53
おはようございます

立派なお兄さんですね

伝統文化を守ってくれてる人々に感謝いたします

私は3人姉弟妹の1番上だから優しいお兄さんやお姉さんがほしかったなぁ

ウイングさんがうらやましいです
Posted by Jeanne.d’Arc at 2009年01月09日 08:06
私もですね~
実は漆職人に憧れた時期がありまして

(結構なんにでも直ぐ憧れる優柔不断なオッサンともいえますが。。。)

輪島塗りを初めて見たとき
ガツンと衝撃を覚えたのです

ここで修行するか!と本気で考えた事も。。。

お兄様尊敬いたします

こういう職人さんはこれから減っていく傾向ですから

是非とも次に繋げて行って欲しいです♪

お兄様によろしくお伝えくださいませ~☆
Posted by TADARINTADARIN at 2009年01月09日 09:24
ジャッキーさん
こちらこそ年賀状ありがとうございました。^^

そうですかぁ。^^義妹さんもされているんですね。
見ているだけでいい仕事だなぁと思います。

結局手仕事という点ではにているのかもしれませんね。

ジャッキーさんも冬のそのお仕事は手荒れなども
するでしょう。お手入れもちゃんとしてくださいね。
頑張って!
Posted by ウイングウイング at 2009年01月09日 10:52
宝さん

ぜひ見てくださいね~♪

日本の伝統を伝えるという点では宝さんも
同じですね。

着物も世界に誇る日本の伝統。
見ているだけで豊かになるようです。^^
頑張ってくださいね~!
Posted by ウイングウイング at 2009年01月09日 10:54
jeanneさん

そうですね。わたしは3人兄弟の真ん中です。

でも兄弟ですので、わたしは姉妹がほしかったですね。

ないものねだりです。。^^jeanneさんはやはり

一番上って感じよ~。^^
Posted by ウイングウイング at 2009年01月09日 10:57
TADARINさん

TADARINさんが漆器職人に憧れたんですか?^^

驚きです。でも素晴らしいですもんね。

一度母と兄が輪島にいるときに行ったことがあるんですが、
北陸のこの寒い地域でよくもこのような素晴らしい伝統が生き続けてこれたものだと感心しました。

兄の作品はわたしたちから見れば琉球漆器とも違う
内地風の上品な漆器に見えるんですが、輪島の方
から見ると手法はそこのとしても生まれが南国ですので
どうしても違うみたい。それが兄独自の作風となり強みに
なっているようです。生まれながらの血というのか、
そういうところにも生きてきた地の証が出てしまうのですね。^^
面白いです。

わたしも兄には続けて頑張っていってほしいと思っています

それから竹富島の素敵な年賀状ありがとうございました!^^
Posted by ウイングウイング at 2009年01月09日 12:15
ウィングさん☆
こんにちは~

素晴らしい~
ウィングさん達は芸術一家なんですね~

手に職を持つ人に憧れます(^^ゞ

お兄様の造られた重箱勿体無くて使えませんね(笑)

今度首里城に行った時にはちゃんと見てみなくっちゃ
Posted by 新鮮野菜倉庫(ママピー) at 2009年01月09日 16:30
ママピーさん

こんにちは~^^

芸術一家というほどでもないですよ。。

わたしと兄はちょっと違いますね。
一応わたしも技術職ではありますが・・・^^;

そうなんですよ~。使いようがありません。
眺めているだけです~。^^;

扁額をぜひ見てみてくださいね~。
Posted by ウイングウイング at 2009年01月09日 18:20
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